「一般的な」という意味のcommonとpopularの違いを教えて!|英単語Day147
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今回学習する英単語は、このcommonです。
なんでしょう?「コモン」ですよね、あまりカタカナ英語でも
使うことがない言葉ですね。
どんな意味でどんな使い方をするのか、例文を参考に学習してみようと思います。
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英会話教材ネイティブイングリッシュDay147「風の撃退法」の新聞記事の中に
commonを使った次のような文章がありました。
Colds are common, affecting adults about two to three times a year and children of all age.
世間では風邪は流行もので、大人は年に2~3回、あらゆる年代の子供たちも風邪をひきます。
ここでは「世間での流行りもの」という意味で使われています。
commonには「一般の」「ありふれた」という意味がありますが、
また同時に「共通の」「共有の」という意味もあります。
似ているようで、かなり違った意味にも感じます。
「ありふれた風邪」と「共通の風邪」では意味が違いますよね。
このあたりの訳し方は気を付けておかないといけませんね。
それと「一般的」「ありふれた」という意味の言葉に「ポピュラー」という言葉があります。
popularには「人気の」「大衆向けの」「一般的な」という意味があります。
commonとpopularは同じ意味なのかなとカンチガイしてしまうかもしれませんが、
ニュアンスは違ったものになります。
「いま風邪が流行っている」
- 〇 Colds are common now.
- × Colds are popular now.
- 〇 Colds are going around now.
風邪はあまりうれしくないものです。
popularという言葉には「人気がある」というニュアンスがありますので、
ネガティブな「風邪」には使わないのです。
風邪をひくとお金がもらえるキャンペーンが開催中ならば、popularもアリかもしれませんけどね。
ではこれはどうでしょうか?
「この家紋は一般的なものです。」
- 〇 This family crest is common.
- × This family crest is popular.
家紋というのは、その人が選んで決めるものではありません。
なので「ありふれたもの」という意味でcommonになるのです。
popularだと、まるで家紋が自分の意思で自由に選べるものだとカンチガイしてしまいますから
この場合は適していませんね。
【まとめ】
・common = 一般の、ありふれた
・popular = 人気の、大衆が好んでいる
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