kind of 意味

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「Kind of.」は返事だと「まあね」って意味!「Sort of」「Kinda」「Sorta」は何?

【注目記事】 「それではずっと英語は話せません…」…その理由とは?

 

 

今回気になった英語は、「Kind of.」についてです。

 

英語での会話のやりとりを聞いていると、返事するときに…
「Kind of.」と言っているケースがあります。
これって一体どういう意味なんでしょうか?

 

まずは返事に使われる「Kind of.」の実例を見てみましょう。
音声英会話教材ネイティブイングリッシュのDay34「相づち・返事」には
次のような説明があります。

 

Kind of.
そんなところかな。

 

このようにkind ofは返答・返事するときにも使われるんですね。

 

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「kind of」の3つの意味は?

 

この「kind of」には3つの意味があるようです。

 

「一種の、ようなもの」という意味の「kind of」

冠詞の「a」がついた「a kind of」の場合は
「一種の」「~のような」という意味になります。

 

Apples are a kind of fruit.
りんごは果物の一種です。

 

「優しい」という意味の「kind of」

 

英単語のkindには「親切な」「優しい」という意味があります。

 

It is kind of you.
ご親切に。

 

この「親切」「優しい」という意味の英語としては
kindのほかにもniceで表現されたりします。

 

kindの「優しさ」は、その人が本来生まれ持つ「優しさ」であり、
niceの「優しさ」は、人として良くあろうとする「優しさ」であります。

 

 

曖昧な「ちょっと」「大体」という意味の「kind of」

 

日本人の表現はよく「あいまい」だと言われますが、
この「kind of」は、その曖昧な表現の意味になるんです。
訳され方としては…

 

  • 「ちょっと」
  • 「やや」
  • 「ほとんど」
  • 「だいたい」
  • 「どちらかと言えば」
  • 「なんだか」

 

以上のように、曖昧に表現することによって、やわらかい印象を与えたり
大ざっぱな表現ができます。

 

She is kind of hot though.
彼女ってなんだか妙にイケてるんだよね。

 

 

また返事としての「Kind of.」の訳され方は…

  • 「そんな感じ」
  • 「そんなところかな」
  • 「まあ、そうかな」
  • 「まあね」

 

以上のように、ハッキリと「Yes」とは言えず、ワケありだったり、
100%ではなく、考え方によっては「Yes」だねと曖昧な返事に使えます。

 

Is she your girlfriend?
彼女って、君のカノジョなの?

 

Kind of.(We started dating yesterday…)
まあ、そうだね。(昨日から付き合い始めたんだ…)

 

 

「Kind of.」と同じ意味を持つ英語

 

いろいろと便利な英語の「Kind of.」ですが、同じ意味の英語があります。

 

「Sort of.」=「そんなところかな」

 

このsort ofはkind ofと同じ意味です。この2つは同じように使われます。
あえていうならば、kind ofはアメリカで、sort ofはイギリスでよく使われます。

 

また似た表現で「Might of.」があります。
「そうかもしれない」という意味で、相手が言った内容を100%は肯定していません。

 

 

kindaは「kind of」の略、sortaは「sort of」の略

 

kind ofは会話の中ではよく省略・短縮された「kinda」と言われることがあります。
それと同様に、sort ofも「sorta」と略されていわれます。

 

「kinda」 = 「kind of」

 

「sorta」 = 「sort of」

 

kind ofやsort ofは、曖昧な返事をしたりするときに使われる言葉なので
文書よりは、話す時に会話の中で使われる頻度が多くあります。
なので自然と省略形の「kinda」「sorta」がよく言われるのです。
発音もあわせて覚えておくといいですよね。

 

 

 

【まとめ】

 

・Kind of = 「そんなところかな」

 

・「kinda」 = 「kind of」の省略・短縮形

 

・「sorta」 = 「sort of」の省略・短縮形

 

 

kind of…、一見カンタンそうな英語だと思ってしまいますが、
いろんな意味があったり、いろんな使われ方をします。
また、曖昧な返事としてもよく使われるので、
学校の英語勉強だけでは少しわかりづらい英語表現でもあるんですよね。

 

ネイティブが使う・話す英語も身につけながら
ちゃんと理解しておくことが大切ですね。

 

私はそんな英語に慣れるために、スマホに英会話の音声を入れて聞いてます。
何度も聞けば慣れてくるので、イマイチ理解できなかった英語表現も
自然と馴染んでくるんですよね。そして会話のリズムって重要だなっても思いますね。

 

【人気記事】 「もう無理かも…」と思った私が、英語を話せるようになったカンタンな方法

 

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