「ダイバーシティ」の意味は?「都市」じゃないって知ってた?
日本でよく聞くチカゴロの英語、今回は「ダイバーシティ」です。
最近は政治家のスピーチの中にも、「ダイバーシティ」という言葉が使われています。
はじめて聞いたときは「お台場のダイバーシティ?」って思いました。
でも、そういう意味ではないんですよね。
この「ダイバーシティ」は、英語でどういう意味なんでしょうか?
- ダイバーシティ diversity 「多様性」という意味の英語
- ダイバーシティ divercity お台場にある商業施設
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1、ダイバーシティ diversity 「多様性」
政治家や経営者のスピーチに出てくるダイバーシティは、英語の「diversity」となります。
英単語「diversity」について
英単語の「diversity」には【名詞】として次のような意味があります。
【diversityの意味】
- 多様性
- 雑多、様々な種類
- 相違・相違点・食い違い
以上のような意味があるんですね。
わかりやすく覚えておくならば…
diversity = 多様性
このように覚えておけばいいでしょうね。
diversityの発音
英単語の「diversity」を、日本では「ダイバーシティ」というカタカナ英語で表記します。
しかしこの「diversity」には、2つの発音があるんです。
- diversity ダイヴァシティ divə'ːrsəti アメリカ英語
- diversity ディバシティ daivə'ːrsəti イギリス英語
このように国や地域によって発音が異なるんです。
カタカナ英語は「ダイバーシティ」になっていますが、これだとカンチガイしてしまいます。
できれば「ディバシティー」と言ってくれればよかったんですけどね。
残念ながらもう「ダイバーシティー」というカタカナ英語で広まってしまいましたね。
diversityの「多様性」ってどういう意味なの?
日本語の「ダイバーシティ」とは、社会や企業、団体などの人の集合体において、
性別・年齢・国籍・人種・価値観など、異なる多様性のある人材を活用していくことです。
今までの古い日本の企業の社員は、同じような人材が集まることが多くありました。
社員同士に大きな差はなく、社員一丸となって協力しながら企業の成長を支えました。
そのため社員は同じような考え方になり、新しい発想や取り組みは苦手とされていました。
今、多くの企業や団体などで盛んに採用されている考え方は「ダイバーシティ」の多様性です。
価値観や考え方の異なる人材によって、奇抜な発想、流行への柔軟な対応が期待できます。
2、お台場にある「ダイバーシティ東京」
東京のお台場にある商業施設、ダイバーシティ東京のことを「ダイバーシティ」と言っています。
この場合の英語表記は、「Diver City」となり、直訳すると…「水に潜る人の街」となります。
ですが、diver(水に潜る人)は関係ありません。
このお台場の「ダイバーシティ」の名称は、造語になります。
英語のdiversity(多様性)とcity(街)を組み合わせた言葉になるんですよね。
そして場所がお台場にあることから「o-daiba」の「おダイバ」と、
diversityの「ダイバーシティ」が関連しているんですね。
→ ダイバーシティ東京 http://www.divercity-tokyo.com/
【まとめ】
・ダイバーシティ「diversity」 = 多様性
・ダイバーシティ「Diver City」=お台場にある複合商業施設
この「ダイバーシティ」という言葉、使ったことがない言葉だと意味がわかりませんよね。
この言葉を何度も聞いて、意味が分かったうえで自分からその言葉を使ってみる…
そうやって、やっと自分が使える言葉になるんですよね。
英語が話せるようになることも、それに似ています。
ネイティブが発音する英語を聞く、意味を理解しそれを自分の口から発音してみる…
それを繰り返すことによって、ひとつの英単語、ひとつの英語フレーズが身に付きます。
それらの積み重ねで、英語がフツウに話せるようになるんですね。
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