レガシー 意味

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「レガシー」の意味はホントに「遺産」?「heritage」とどう違う?

 

日本で最近よく聞くチカゴロの英語、今回は「レガシー」についてです。

 

知事などの行政の長が、「レガシー」という言葉が使っているのを見たことありませんか?
公共施設の建設や東京オリンピックにおいて、この「レガシー」が注目されます。
この「レガシー」って、いったいどういう意味なんでしょうか?

 

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レガシー(legacy)について

 

英単語の「legacy」には【名詞】として次のような意味があります。

 

【英単語「legacy」の意味】
  • 遺産
  • 先人の遺物
  • 受け継いだもの
  • 形見
  • 時代遅れのもの

以上のように英単語の「legacy」には、「遺産」という意味があるんですね。

 

「legacy」の意味する「遺産」とは、おもに「財産」などの金銭的価値のあるものを意味する言葉になります。何かしらの「お金」が絡んでいるものと考えたほうがいいですね。

 

 

 

「レガシー」の意味

 

都や市町村などの行政が説明するときに使う「レガシー」とは、
次世代に残す公共施設」を意味しています。

 

日本で言われる「レガシー」とは、東京オリンピック決定ののちに広く使われるようになりました。
IOC(国際オリンピック委員会)が、「Olympic Legacy」という考えを提唱しています。

 

この「Olympic Legacy(オリンピックレガシー)」は、オリンピックの開催により
競技施設やインフラ整備が図られます。それにより人々の利便性が高まり、
より豊かな暮らしになっていくのです。こういったポジティブな施設や考え方が
オリンピックの「レガシー(遺産)」となっていくのです。

 

→ IOCの「Olympic Legacy」https://www.olympic.org/olympic-legacy

 

 

公共施設だけではない、いろいろな「レガシー」

 

この「レガシー」という言葉は、公共施設に限ったものではありません。
時代の変換を迎える分野において「レガシー」という言葉が使われます。

 

スマホやパソコンなど、時代により次々と新しい商品が入れ替わる分野においては、
「レガシー」という言葉は「古い世代のモノ」という意味になります。
例えば、次のようなものになります。

  • ガラケーの携帯電話
  • Windows98のパソコン
  • 初代iPhoneや初代iPad
  • ブラウン管テレビ

以上のようなものが「レガシー」になりますね。
これらの場合、「遺産」というよりも、「古いモノ」「ひと世代前のモノ」ですよね。

 

他にも、銀行業界航空会社業界医療の分野など、さまざまな業界や分野で
この「レガシー」という言葉が使われてきています。

 

 

「legacy」に似た英語

 

「legacy」と似た英語やカンチガイしやすい言葉があるので確認しておきましょう。

 

「legacy」と「heritage」の違い

「legacy」は「遺産」という意味の英語ですが、ほかにも「heritage」という言葉があります。
この「heritage」と「legacy」にはどんな違いがあるんでしょうか?

 

【英単語「heritage」の意味】

  • 遺産
  • 伝統
  • 立場、地位
  • 世襲された財産
  • 相続された財産
  • 未来に残すべき自然遺産

以上のような意味になります。

 

「財産」という言葉が使われていますが、この「heritage」は「legacy」と違って、
金銭的な財産という意味ではありません
「heritage」が意味する財産とは「歴史的価値」「文化的価値」などの、
お金には換算することができないものを指します。

 

ですから「世界遺産」は「World Heritage」となり、「legacy」という言葉は使われません。

 

 

「legacy」と「legend」の違い

 

日本人だと「legacy」と「legend」をカンチガイしてしまう人もいます。
なんとなく同じような言葉に聞こえたり見えたりするんですよね。

 

【英単語「legend」の意味】

  • 伝説
  • 言い伝え
  • 説明文
  • 記念碑の銘

以上のような意味になります。

 

legend(レジェンド)は、伝説や伝説の人物など、語り継がれる話や説明のことになります。
物質的な何かではなく、言葉やそれに近いものによって伝えられる事柄なのです。

 

 

車の「LAGACY」は、「レガシィ」と書きます

 

「レガシー」と聞いて、富士重工のスバルの自動車でしょ?と思う人も多いはず。
でも車の「LAGACY」は日本語表記だと「レガシィ」となります。
車の「レガシィ」のネーミングは、英単語の「legacy」が元になっています。
スバルの伝統的技術を受け継ぎ、次世代へと熟成・洗練し続けるという意味ですね。

 

富士重工工業は2017年4月1日より、社名が「株式会社SUBARU」になります。
英文表記は、SUBARU CORPORATIONですね。

 

 

【まとめ】

 

・レガシー(legacy)=遺産・次世代の残す公共施設・前世代のモノ
・レガシー(legacy)は金銭的価値を意味する「遺産」
・heritageは、お金に換算できないような「遺産」

 

 

東京でのオリンピックが決定後、IOCの「オリンピックレガシー」という考えにより、
日本でも「レガシー」という言葉がよく使われるようになりました。

 

こういった何かの歴史的変化や変革期において、英語から由来される
様々なモノや考え方が日本に広まっていきます。
そうしたときに、「レガシー」のような言葉が使われるようになるんでしょうね。

 

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